コラム
-
東日本大震災から5年の節目となった2016年の3月11日、東京都心から徒歩で帰宅する体験会に参加した。大災害の教訓を忘れることなく、次の震災へ備えようという試みだった▼東京支社勤務の思い出にという考えは歩き始めてすぐに消えた。片道およそ13キロ。通勤靴にかばんを提げて歩く...続きを見る
-
日本や中国など8カ国・地域がサンマの資源管理を協議する北太平洋漁業委員会(NPFC)の年次会合が先月開かれ、現行の漁獲枠を40%削減し、年33万3750トンとすることで合意した。2021年から2年間適用する。 日本は近年、深刻な不漁に直面しており、資源回復に向け規...続きを見る
-
岡山大学医学部泌尿器科准教授で、経営学の博士号を持つ渡辺豊彦さんが専門の「おしっこ」の話にとどまらず、病院経営やリーダーシップ論など時節を捉えた幅広い話題をつづります。
-
少しずつ日が長くなり春の訪れを感じる頃になってきました。プロ野球の春季キャンプが2月1日に12球団で一斉に始まっていますが、今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため無観客となり、選手やファンは戸惑いを隠せません。しかしながら、衛星放送のCSや、YouTubeなどのネット...続きを見る
-
回文とは、上から読んでも下から読んでも同じ文章になるという、伝統的な言葉遊びのひとつ。「竹藪焼けた」とか「談志が死んだ」とか「軽い機敏な仔猫何匹いるか」など数々の名作が知られています。コロナ自粛の「おうち時間」のつれづれに、岡山の地名を織り込んだ回文作りに挑戦してみました...続きを見る
-
谷崎潤一郎が岡山県に住んでいた―。この話を学生時代に聞いた時、私はにわかには信じられなかった。代表作「細雪」「春琴抄」「卍」など多くの名作、話題作を生み出し、映画化されているものも多い大文豪である。後に、ノーベル文学賞の候補に7回、正式に挙げられていたという記録が発表され...続きを見る
-
フリーランスカメラマンでファジアーノ岡山オフィシャルカメラマンの蜂谷秀人さんが、デジタル時代の撮影テクニックや写真のイロハを伝授します。
-
いよいよ3月。春の到来です。Jリーグも始まりました。ファジアーノ岡山は初戦のアウェー栃木戦で2−0の快勝。幸先の良いスタートを切りました。 さて先日、ファジアーノ担当者と撮影カメラマン、計5人でリモート会議をしました。小生はフリーのカメラマンなので、リモート会議な...続きを見る
-
発育期の児童・生徒は、身体変化の著しい時期にある。この時期の身体変化の特徴を理解しておくことは、保護者もスポーツ指導者も重要であるから、改めて概要を確認しよう。 個人の意志が直接関与せず、主に遺伝的要因に基づいて成熟し、環境的条件の影響を受けることが少ない身体の「...続きを見る
-
今年になってはじめて矢掛町のまちなかを歩いた。すぐに気づいたのは、電柱がなくなり、観光客がちらほら歩いていることだ。電柱がないと、圧迫感がない。古い街並みに解放感が加わった。近年、おしゃれなカフェ屋さんも増えてきた。 矢掛町を訪れたのは、「道の駅ができてきたよ」と...続きを見る
-
1月末に封切られた映画「名も無き世界のエンドロール」。もうご覧になっていただけましたでしょうか。テレビなどでも予告編を目にした方も多いかと思います。「ラスト20分間で何が起こるんだー」と気になっている方も多いのではないでしょうか。実はこの作品、岡山でロケが行われたのです。...続きを見る
-
コミュニケーションコンサルタントでMBAを持つフリーアナウンサーの多賀公人さんが、放送局時代の体験を振り返りながら、中高年のキャリア形成や生き方についてつづります。
-
前回のこのコラムでも書いていますが、岡山大学で非常勤講師をしています。キャリア形成論という授業を受け持っています。大学2年生が今後のキャリアをデザインするために必要な情報や知識、考え方を教えています。 毎回の授業の前半は、俗にいう理論の授業です。キャリア論や組織論...続きを見る
-
食事や訪問、立ち居振る舞い、来客のご案内…。岡山、東京、山口で礼儀作法教室を主宰する河村まどかさんが、さまざまな場面で役立つマナーを授けます。
-
新型コロナウイルス禍でマナーに関する質問を受けた時、私は基本のマナーをベースに答えるようにしています。この度はコロナ禍でも通じる、マナーについての考え方を紹介しますので、皆さまも新しい生活様式の中で参考にしていただけたらと思います。 ■どちらを優先? 基本の...続きを見る
-
「弁護士」「公益財団法人代表理事」…さまざまな“顔”を持つ大山知康さんが、生活に役立つ法律情報や現行法の課題、被災者支援制度などを分かりやすく伝えます。
-
コロナ禍の影響で収入が減り、借金が返済できなくなった方の借金(ローン)を減額することができるコロナ版ローン減免制度の運用が昨年12月から開始されました。岡山県でもすでに8件(令和3年2月22日現在)の申し込みがありました。岡山弁護士会で開催している無料電話法律相談会でも5...続きを見る
-
「今年のチヌは脂がのっておいしいぞ!!」―。釣り仲間からこんな声を聞き、約1カ月ぶりにチヌを狙って瀬戸内市・牛窓へ。前日、まこと渡船の船長に電話をして最近の状況を聞くと「本格的な寒チヌシーズンに突入しています。釣果は厳しく、3匹釣れたら上出来ですよ」とのこと。寒チヌ釣りは...続きを見る
-
女性を取り巻くさまざまな問題を通して、支援の在り方や夫婦のつながり方はどうあるべきかなどを考察します。執筆は、臨床心理士で岡山県立大客員准教授の小畑千晴さん。
-
「大切だから距離をとろう」―。大事な人だからこそ、今は我慢と言われてから、もう1年がたちます。今は距離をとることが相手を大切にする証し。 ところが、昨年に行ったアンケートでは、全く異なる結果が得られました。 徳島県内の大学生と専門学校生の約800人を対象...続きを見る
-
きき酒師として、日本酒学講師として、日本酒の魅力を伝えることは私にとってライフワークである。ある時はセミナーで、またはイベントで。山陽新聞本紙「ゆとり」面で岡山の地酒と旬の一品のペアリングを紹介している「おかやま日本酒時間」の活動もそのひとつだ。伝えるテーマは、飲み比べを...続きを見る