コラム
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新型コロナウイルス禍で、ご多分に漏れず「不要不急」に仕分けられた。だから実に3年ぶりとなる。岡山市の天満屋岡山店で始まった展覧会をはやる気持ちで訪ねた▼日本工芸会中国支部による公募展(30日まで)である。工芸には実用のために量産する「製品」もあるが、こちらは、いわゆる人間...続きを見る
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全国4位の巨大古墳、造山(つくりやま)古墳(墳長350メートル、岡山市北区)を中心とする造山古墳群。その一つ、千足(せんぞく)古墳(墳長81メートル)で、岡山県で初めてとなる前方後円墳の復元整備が進んでいる。墳丘には既に復元埴輪(はにわ)も立ち並び、5世紀前半に築かれた頃...続きを見る
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サッカーJ2ファジアーノ岡山の元選手で、特命広報大使を務める赤嶺真吾さんと椋原健太さんが忘れられない選手時代の経験、スタジアム観戦などサッカーの魅力をそれぞれの目線で紹介します。
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初めまして赤嶺真吾です。このたび、山陽新聞デジタルで連載コラムを書かせていただくことになりました。これまでの私の経験や感じたこと思ったことをこのコラムを通じて皆さまにお伝えできたらなと考えております。よろしくお願いします。 私にとって第1回目のコラムという...続きを見る
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前回は、私のかつての職場の紹介でしたので、洋学関係の史跡紹介というコラム本来の趣旨に沿うものとしては、今回が初めてです。初回は、津山ゆかりの洋学者の中でも、とりわけ著名な宇田川家三代の墓所をご紹介します。 〇泰安寺にある墓所 宇田川家三代の墓所は、現在、津山...続きを見る
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前回この欄で、岡山には“全国最古”の放送局舎が残ることを書いた。その初代岡山放送局(岡山市北区赤坂台)が貴重なのは、歴史が古いからだけでなく、岡山の文化向上にも大きく寄与してきたからである。 1枚の写真がある。広い室内に3列に並んだ少年少女たち。時代を感じさせるお...続きを見る
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岡山弁が岡山弁らしく聞こえる要因のひとつに、さまざまな「語尾」があります。「今日も良い天気だね」というフレーズを岡山人なら老若男女を問わず「今日もええ天気じゃなぁ」と言いますが、共通語の語尾「~だね」は岡山弁の「~じゃなぁ」に置き換わります。断定の助動詞「~だ」が「~じゃ...続きを見る
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岡山大学大学院教授で、経営学の博士号を持つ渡辺豊彦さんが専門の「おしっこ」の話にとどまらず、病院経営やリーダーシップ論など時節を捉えた幅広い話題をつづります。
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先日、夜寝る前にYouTubeを見ていると、お笑い芸人らが自分のお気に入りの「ご飯のお供」を紹介していた。「ご飯のお供」とは、それさえあれば食が進み、いくらでもご飯が食べられる“自分のお気に入りの品”のことだ。辛子明太子、鮭フレークなど定番モノから、ちょっと変わったご当地...続きを見る
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岡山県出身の直木賞作家重松清氏の小説「とんび」が映画化され、そのロケの多くが岡山県内で行われたということで、話題である。撮影隊が近くで準備しているのに出くわしたとか、映画の中に見たことのある風景が出てきてびっくりしたとか…。このコラムのタイトルは「文学のさんぽみち」という...続きを見る
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フリーランスカメラマンでファジアーノ岡山オフィシャルカメラマンの蜂谷秀人さんが、デジタル時代の撮影テクニックや写真のイロハを伝授します。
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ウクライナ情勢のニュースが毎日報道されるようになって何カ月もたちました。聞き慣れなかったウクライナの地名も、当たり前のように放送されています。遠い日本から何かできることといえば、ウクライナ募金に寄付することが代表的ですが、その国々の時代背景を知るのも大事だと考えます。間接...続きを見る
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高校生の次男に張り合って、急激な運動を行った結果、若かりし頃に痛めた左ひざの変形性膝関節症が悪化し、歩けなくなった。整形外科、鍼灸接骨院、理学療法士などいろいろお世話になったが、まったく改善する傾向が見られず、いよいよ手術か?と思った矢先、家内に進められて摂取した市販のサ...続きを見る
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瀬戸内市長船町福岡では、「備前福岡の市」が開催されている。地域の歴史は、古くは奈良時代にさかのぼる。鎌倉時代には三斎市が並び、室町時代には常設の市に発展し、山陽道における最大級の商都として栄えたそうだ。 福岡の市といえば、鎌倉時代中期の絵巻である国宝「一遍聖絵(ひ...続きを見る
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2022年2月17日。東京都内で、4月8日に全国公開される映画『とんび』の出演キャスト及び瀬々敬久監督が登壇し、舞台あいさつが行われました。この映画は津山市出身の直木賞作家・重松清さんのベストセラー小説が原作です。舞台あいさつの様子はオンラインでも配信され、ご覧になられた...続きを見る
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コミュニケーションコンサルタントでMBAを持つフリーアナウンサーの多賀公人さんが、放送局時代の体験を振り返りながら、中高年のキャリア形成や生き方についてつづります。
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今月、無事に59回目の誕生日を迎えることができました。写真は私が経営する会社のスタッフと、そこにインターンシップに来てくれている学生たちと撮影した誕生日会のものです。 来年はいよいよ60歳、還暦を迎えると考えるとなんとなく暗く、重いイメージを抱いてしまいます。気持...続きを見る
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「弁護士」「公益財団法人代表理事」…さまざまな“顔”を持つ大山知康さんが、生活に役立つ法律情報や現行法の課題、被災者支援制度などを分かりやすく伝えます。
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「こども六法」(山崎聡一郎著・弘文堂刊)という本を皆さんご存じでしょうか。子どもにとって触れる機会が少ない法律を子どもが楽しく興味をもちながら学べるベストセラー本です。私の家にもこの本やこの本の内容をすごろくにしたものもあります。 私には、もうすぐ2歳になる娘がい...続きを見る
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ゴールデンウイーク中の1日、「GFG中国本部チヌ釣り親睦大会」に参加しました。瀬戸内市・牛窓を出船し、日生と小豆島方面に向かいますが、受付時の抽選で行先が決まります。私は小豆島方面でした。大会ルールの説明の後、クジの順番で船へ乗り込みました。船では各選手がソーシャル・ディ...続きを見る
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「軟水と硬水。互いの水を交換して酒を仕込んだら、どんな酒質になるだろう」。日本酒の造り手が抱いたこんな疑問から、ある興味深いプロジェクトが立ち上がった。 岡山県真庭市の企業7社によって2012年に結成された「まにわ発酵‘s(はっこうず)」は、酒類やみそ、しょうゆ、...続きを見る