「酒米・雄町タクシー」街を走る 関連イベントや観光プランも
ある日の出張帰り、ちょっとうれしい出来事があった。岡山駅前のタクシー乗り場で、岡山が誇る酒米・雄町を全面にあしらった「酒米・雄町タクシー」に遭遇したのだ。黄色い車体に稲穂や地酒の銘柄をあしらった酒瓶などが描かれたポップなデザインは、一目見ただけで心が躍る。一組前の乗客を乗せて走り去るまで、ついうれしくて目で追ってしまった。
「酒米・雄町タクシー」は、岡山交通(岡山市南区豊成)のタクシーカラーである黄色にちなみ、岡山ゆかりの名産などをモチーフにしたコンセプトタクシーとして2月にデビューした。「黄ニラタクシー」「岡山カレータクシー」「サンタロウ(池田動物園のアミメキリン)タクシー」に続く第4弾として、颯爽(さっそう)と街を駆け抜けている。「雄町」は地元の篤農家・岸本甚造翁によって1859年に発見され、現在も生産量の約95%を岡山県が占める誇るべき酒米にもかかわらず、その知名度は愛飲家などの一部に限られている。それだけに「雄町」の生産者や岡山の酒蔵が同タクシーに寄せる期待は大きい。地酒業界としてもぜひ認知拡大につなげたいところだ。
個人的には...
「酒米・雄町タクシー」は、岡山交通(岡山市南区豊成)のタクシーカラーである黄色にちなみ、岡山ゆかりの名産などをモチーフにしたコンセプトタクシーとして2月にデビューした。「黄ニラタクシー」「岡山カレータクシー」「サンタロウ(池田動物園のアミメキリン)タクシー」に続く第4弾として、颯爽(さっそう)と街を駆け抜けている。「雄町」は地元の篤農家・岸本甚造翁によって1859年に発見され、現在も生産量の約95%を岡山県が占める誇るべき酒米にもかかわらず、その知名度は愛飲家などの一部に限られている。それだけに「雄町」の生産者や岡山の酒蔵が同タクシーに寄せる期待は大きい。地酒業界としてもぜひ認知拡大につなげたいところだ。
個人的には...
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(2024年04月10日 16時00分 更新)