男木島 (おぎじま)
高松市沖約7.5キロにあり、周囲4.7キロ、面積1.37平方キロメートル。人口は157人(2022年4月現在)。一説によると、源平屋島合戦で那須与一が射た扇が流れ着いたことから「おぎ(おうぎ)」の島名がついたとされる。
平地が少ない地形上の制約から稲作が難しく、戦後間もないころまでは島外に牛を貸し出し、その対価として米を手に入れていた。傾斜地に民家が密集して立ち並び、その間を縫うように細い坂道が通る。高台にある豊玉姫神社は安産の神様。
1895年に設置された男木島灯台は映画「喜びも悲しみも幾年月」(1957年)のロケ地として有名で、明治の洋風建築の官舎跡が灯台資料館として保存・活用されている。1月下旬から3月上旬にかけて、灯台周辺を中心に1000万本のニホンスイセンの花畑が広がる。多くの猫が暮らすことから「猫島」と呼ばれている。
芸術祭をきっかけに、島暮らしを希望する人らに注目されるようになり、移住者も増えている。
お店・施設情報
【会期】 | <時期> 春、夏、秋 |
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【作品】 | <前回からの継続> ジャウメ・プレンサ「男木島の魂」(男木交流館)、真壁陸二「男木島 路地壁画プロジェクト wallalley」、漆の家プロジェクト「漆の家」、山口啓介「歩く方舟」、レジーナ・シルベイラ「青空を夢見て」、大岩オスカール「部屋の中の部屋」、松本秋則「アキノリウム」、川島猛とドリームフレンズ「瀬戸で舞う」、TEAM 男気「タコツボル」、村山悟郎「生成するドローイング -日本家屋のために2.0」 <今回初> エカテリーナ・ムロムツェワ「学校の先生」、大岩オスカール+坂茂「男木島パビリオン」、ワン・テユ「No.105」 |
マップ
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