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ボクシング 阿久井選手へ応援幕 倉敷・北中生、世界戦前に贈る

阿久井選手(左から3人目)に応援幕を贈った北中生
阿久井選手(左から3人目)に応援幕を贈った北中生
 倉敷市立北中の生徒が20日、同中出身で世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチに初挑戦するユーリ阿久井政悟選手(28)へのメッセージを寄せ書きした応援幕を贈った。

 生徒会執行部5人が、阿久井選手の所属する倉敷守安ジム(同市浜ノ茶屋)を訪問。1~3年生有志が「世界一をつかみ取ってください」「はばたけ」などと記した応援幕(縦約1・2メートル、横約1・8メートル)を阿久井選手に手渡した。

 生徒会長の2年小池彩実さん(13)が「生徒一同、応援している。私たちも阿久井選手のように夢に向かって頑張りたい」とエールを送り、阿久井選手は「すごくうれしい。世界チャンピオンになって北中に凱旋(がいせん)したい」と述べた。

 阿久井選手は2019年、岡山県内のジム所属選手では38年ぶりとなる日本王座を獲得し、3度の防衛を経て今年1月にタイトルを返上。王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)との世界タイトルマッチは15日に予定されていたが延期となり、日程を調整している。

(2023年11月21日 17時04分 更新)

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