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コーヒー通じ家事シェア考えよう 玉野で愛好者や夫婦ら入れ方学ぶ

学んだ入れ方を実践する参加者
学んだ入れ方を実践する参加者
 おいしいコーヒーを通じて家族との時間の共有や家事シェアについて考える契機にしてもらおうと、玉野市男女共同参画推進センターは19日、「プロに学ぶ男のコーヒー 美味(うま)い淹(い)れ方講座」をすこやかセンター(同市奥玉)で開いた。

 市内のコーヒー好きや夫妻ら17人が参加した。神崎珈琲(コーヒー)焙煎(ばいせん)所(同市宇野)を営む神崎泰治さんが講師となり、豆や入れ方にもさまざまな種類や手法があることを説明。「最初に湯をまんべんなく粉にかけ、20秒蒸らす」「抽出する際は湯量を一定にして『の』の字を書くように入れる」など、ハンドドリップでのこつを解説した。

 参加者は早速実践。同じコスタリカ産で精製方法の違う豆から抽出し、違いを飲み比べた。夫婦で参加した男性(63)=同市=は「今日覚えた入れ方を生かして家族でおいしいコーヒーを楽しみたい」と話した。

(2023年11月21日 17時36分 更新)

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