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五輪期間中のセーヌ川規制を短縮 穀物の収穫ピーク期、混乱懸念

 パリを流れるセーヌ川=2023年10月(ロイター=共同)
 パリを流れるセーヌ川=2023年10月(ロイター=共同)
 【パリ共同】フランス政府は15日、今夏のパリ五輪期間中のセーヌ川での穀物輸送に関する規制を緩和する方針を示した。五輪開会式が行われる7月26日に合わせた輸送停止期間を当初の10日間から7日間に短縮する。フランスは欧州屈指の農業大国で、収穫期の混乱を懸念する声が上がっていた。地元メディアが伝えた。

 セーヌ川は7月20日から26日まで、開会式の準備のためパリを含むイルドフランス地域圏で全ての船舶の航行が禁止される。7月は穀物の収穫ピーク期に当たり、フェノ農相は記者会見で、停止期間が短縮されても穀物輸送に混乱が生じるだろうと指摘した。

(2024年02月16日 08時05分 更新)

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