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「世界王座」阿久井選手を祝福 岡山県庁舎に懸垂幕

ユーリ阿久井選手の世界王座獲得を祝う懸垂幕
ユーリ阿久井選手の世界王座獲得を祝う懸垂幕
 岡山県は29日、世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチで、県内のジム所属選手として初の世界王座を獲得したユーリ阿久井政悟選手(28)=倉敷市出身=を祝福する懸垂幕を県庁舎に掲げた。

 縦15メートル、横1・8メートル。赤地に白抜きで「祝」のマークと共に「世界王座獲得!」と大書した。23日に大阪市であったタイトルマッチでは、6連続防衛中の無敗の王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)を相手に、終始前に出る試合運びを展開して3―0の判定勝ちを収めた。

 県スポーツ振興課は「県民に勇気を与えてくれる活躍。今後も応援を続けていく」としている。

 阿久井選手は環太平洋大在学中の2014年にプロデビュー。19年に日本フライ級王座に就き、県内ジム所属選手では38年ぶりの日本王者になった。3度の防衛を経て昨年1月にタイトルを返上し、今回が世界初挑戦だった。

(2024年01月29日 11時30分 更新)

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