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就実高バレー部にスポーツ栄誉賞 岡山市、全日本女子Vで臨時表彰

スポーツ栄誉賞の表彰式で市役所を訪れ、拍手で迎えられる選手ら
スポーツ栄誉賞の表彰式で市役所を訪れ、拍手で迎えられる選手ら
 岡山市は12日、バレーボールの全日本高校選手権女子(4~8日、東京)で2大会ぶり5度目の優勝を果たした就実高(同市北区弓之町)の女子バレーボール部に人見絹枝スポーツ顕彰の「スポーツ栄誉賞」を贈った。同賞は全国大会の優勝者らを対象とし、今回は話題性などを踏まえて臨時に表彰した。

 優勝旗を持ち、首にメダルをかけた選手7人と西畑美希監督が市役所を訪れ、職員約40人に拍手で迎えられた。表彰式では3年井上凜香主将が選手代表で「市民の応援を力に勝つことができた。良い報告ができてうれしい」とあいさつ。大森雅夫市長は「安定感ある戦いぶりで、見ていて負ける気がしなかった。すごいの一言」とたたえた。

 花束を受け取った同河本菜々子選手は「チームワークの良さが強さにつながった」と振り返り、最優秀選手賞を受賞した2年福村心優美選手は「先輩が強い就実の伝統を残してくれた。新チームでも引き継ぐ」と述べた。

 スポーツ栄誉賞は663人・163団体が受賞。毎年2月に表彰式を開く。臨時表彰は昨年1月にサッカーの全国高校選手権で優勝した学芸館高(同市東区西大寺上)男子サッカー部などに続き4例目。

(2024年01月12日 16時04分 更新)

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