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5類移行後初の冬休み楽しみ 岡山県内の小中学校で終業式

担任教諭から通知表を受け取る児童=竜之口小
担任教諭から通知表を受け取る児童=竜之口小
 岡山、倉敷、津山市など岡山県内27市町村の公立小中学校、義務教育学校584校で22日、2学期の終業式が行われた。新型コロナウイルスの「5類」移行後初めての年末年始を迎えるとあって、児童生徒は家族との遠出など楽しいイベントへの期待に胸を膨らませて冬休みに入った。

 岡山市中区四御神の竜之口小では体育館で式があり、全校児童約460人が出席。吉岡真二郎校長は「2学期は学校行事や地域でのあいさつをよく頑張った」と述べ、冬休みは家の手伝いや勉強などで目標を二つ決めることとして「達成できたか新学期で教えてほしい」と呼びかけた。

 式終了後、5年A組では担任の河津裕子教諭が一人一人に学校生活を振り返りながら通知表を手渡した。男子児童(11)は「この学校に転校する前にいた宮城県の友達と遊ぶ。すごく楽しみ」、女子児童(11)は「岐阜県のおばあちゃんに会い、家族でスキーをするつもり」と笑顔で話した。

 県内小中学校の3学期の始業式は来年1月9日を中心に行われる。

(2023年12月22日 16時14分 更新)

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