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豊かな瀬戸内海 壁画で表現を 倉敷で16日からワークショップ

ワークショップで描く壁画のデザイン
ワークショップで描く壁画のデザイン
 倉敷市下津井地区の活性化に取り組むまちづくり団体・下津井シービレッジプロジェクトは16、17日、事務局を置く建物(同市下津井)で、瀬戸内海の豊かな環境を表現した壁画を制作するワークショップを開く。海域に生息するさまざまな魚を描き、環境保全への関心を喚起する。

 児島鷲羽ライオンズクラブと連携して企画。外壁の一部(縦1・5メートル、横5メートル)にタコ、クロダイ、マダイといった瀬戸内海に生息する約30種類の魚群を描き、群れ全体のシルエットが小型鯨類・スナメリに見えるようバランスを取る。絵柄は山陽新聞社のイラストレーター山崎晋介氏がデザインした。

 両日とも午前10時から開始し、山崎氏とイラストレーター江角明日香さんの指導を受けながら水性ペンキで描く。対象は中学生以上。足場上の作業となり、汚れてもいい服装で参加する。雨天順延。

 同団体の正田順也事務局長は「多くの人に参加してもらい、地域住民や観光客に愛される壁画にしたい」と話している。問い合わせは同プロジェクト(086―451―8651)。

(2023年12月07日 17時26分 更新)

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