山陽新聞デジタル|さんデジ

佐藤、生馬選手に県特別顕賞贈る 世界パラ陸上車いすで金メダル

伊原木知事(右)からブロンズ像を受け取る佐藤選手と生馬選手(左端)
伊原木知事(右)からブロンズ像を受け取る佐藤選手と生馬選手(左端)
 岡山県は4日、パラ陸上世界選手権(7月、パリ)で金メダルを獲得したいずれも車いす男子の佐藤友祈(34)=岡山市在住、モリサワ、生馬知季(31)=同、WORLD―AC=の両選手に県スポーツ特別顕賞を贈った。佐藤選手は3回目、生馬選手は初の受賞となった。

 県庁で授与式を行い、伊原木隆太知事が両選手に表彰状とブロンズ像を手渡した。佐藤選手は「来年のパリ・パラリンピックに向けて調整し、再び県民の皆さんと喜びを分かち合いたい」と述べ、生馬選手は「競技者として育んでくれた岡山で大変栄誉ある賞を頂き、この上ない光栄」と語った。

 佐藤選手は車いすT52クラスの1500メートルで大会新記録をマークして3連覇を果たし、400メートルでも銀メダルを獲得。生馬選手は400メートルユニバーサルリレーで日本チームのアンカーを務め、走者2人を抜いて優勝に貢献した。

 県スポーツ特別顕賞は2007年に創設され、受賞者は今回を含めて39人(延べ57人)、障害者スポーツ関係は7人(同13人)となった。

(2023年10月04日 11時24分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ