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佐藤、生馬選手に岡山県特別顕賞 世界パラ陸上車いすで金メダル

佐藤友祈選手(左)と生馬知季選手
佐藤友祈選手(左)と生馬知季選手
 岡山県は29日、7月にパリで行われたパラ陸上世界選手権で金メダルを獲得したいずれも車いす男子の佐藤友祈(34)=岡山市在住、モリサワ、生馬知季(31)=同、WORLD―AC=の両選手に県スポーツ特別顕賞を贈ると発表した。

 競技を通じて岡山を全国にアピールし、県民に大きな希望と感動を与えたとして贈る。受賞は佐藤選手が3回目、生馬選手は初めてとなる。

 佐藤選手は車いすT52クラスの1500メートルで3分36秒22の大会新記録をマークして3連覇を達成。400メートルでも銀メダルを獲得した。

 生馬選手は障害の異なる男女4人がつなぐ400メートルユニバーサルリレーで日本チームのアンカーを務め、走者2人を抜く力走で快挙に貢献した。

 同顕賞は2007年に創設。受賞者は今回を含めて39人(延べ57人)、障害者スポーツ関係は7人(同13人)となる。

(2023年09月29日 12時13分 更新)

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