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「周辺国の主権損なう」 駐日米大使、中国を批判

 エマニュエル駐日米大使は22日、東京都内で講演し、中国が南シナ海のほぼ全域に権益があるとする新たな地図を公表するなど周辺国への干渉を強め「他国の主権を損なっている」と批判した。中国が将来的に軍事行動に移すことに警戒感を示し、地域の安定のため日米韓の安全保障協力が不可欠だと強調した。

 中国について周辺国でインフラ整備などを担うことで経済的な影響力を増し、内政介入に及んでいると指摘。ロシアによるウクライナ侵攻を引き合いに「同じことが南シナ海で起こらないようにしなければいけない」と述べた。(共同)

(2023年09月22日 19時30分 更新)

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