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米政権、「銃暴力防止室」新設 バイデン氏、選挙へアピール

 21日、米ワシントンで演説するバイデン大統領(ロイター=共同)
 21日、米ワシントンで演説するバイデン大統領(ロイター=共同)
 【ワシントン共同】バイデン米政権は21日、全米で頻発している銃犯罪を減らすためホワイトハウスに「銃暴力防止室」を設置すると明らかにした。昨年6月に超党派の賛成で成立した銃規制法の履行を進め、政府機関にまたがる取り組みの調整役も担う。銃暴力対策に関する部署設置は初めて。

 民主党のバイデン大統領が再選を目指す2024年大統領選で、銃規制は争点の一つとなる。重要課題と位置付ける銃規制強化に取り組む姿勢と、規制法を昨年成立させた実績をアピールする狙いがあるとみられる。22日に正式発表する。

 下院の多数派を握る共和党は銃規制に否定的な立場。

(2023年09月22日 16時08分 更新)

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