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プーチン氏「対話と交渉で解決」 侵攻巡り主張、中国が明らかに

 中国の王毅共産党政治局員兼外相
 中国の王毅共産党政治局員兼外相
 【北京共同】中国外務省は20日、王毅共産党政治局員兼外相がロシア北西部サンクトペテルブルクでプーチン大統領と同日会談したと発表し、両氏の発言について明らかにした。ウクライナ侵攻を巡り、プーチン氏は「対話と交渉を通じて解決していく」と主張。米国や北大西洋条約機構(NATO)を念頭に「覇権主義や、陣営による対抗は阻止する」と述べた。

 王氏は「中ロは戦略的協力を進め、正当な権利と利益を守っていく必要がある」と強調した。

 タス通信によると、プーチン氏は中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に支持を表明。10月に北京で開かれる「一帯一路」の国際会議に合わせて訪中することも確認した。

(2023年09月21日 07時48分 更新)

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