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日豪円滑化協定、下旬にも初適用 戦闘機訓練で調整

 防衛省
 防衛省
 自衛隊とオーストラリア軍の相互往来をスムーズにする「円滑化協定(RAA)」の13日発効が決まったのを受け、防衛省は8月下旬から国内で実施する航空自衛隊との戦闘機などによる共同訓練の際、初適用できないかどうか調整を本格化させる。部隊の入国手続きなどを簡素化して交流を活発化させ、海洋進出を強める中国を見据えた日豪の連携強化を図る。

 空自は8月23日~9月15日に小松基地(石川県)と周辺空域で共同訓練を行う。両国のF35Aステルス戦闘機6機ずつや輸送機などが参加。オーストラリア空軍からは兵士ら約140人が訪れる予定だ。協定では、出入国時のビザ手続き免除や武器の携行許可などが規定されている。

(2023年08月08日 18時25分 更新)

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