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ゾウのメリーがカプセルトイに 池田動物園などで販売 頭骨を再現

メリーの頭骨を再現したカプセルトイ。左奥は実物大レプリカ
メリーの頭骨を再現したカプセルトイ。左奥は実物大レプリカ
 池田動物園(岡山市北区京山)で長年愛され、2016年に死んだ雌のインドゾウ・メリーの頭骨標本を忠実に再現したカプセルトイが、同園をはじめ全国の玩具販売機(ガチャガチャ)で販売されている。顎の関節がリアルに動くなど3Dデータを使った精巧なつくり。同園では販売を記念しメリーにスポットを当てた特別展も今月30日まで開いている。

 カプセルトイは全長4・5センチで、実際のメリーの頭の約20分の1サイズ。岡山理科大(同理大町)に保管されている頭骨標本をあらゆる角度から数百枚撮影してデータを集め、左右の歯のすり減り方の違いといった細部まで再現している。

 全国の博物館や動物園を支援する一般社団法人「路上博物館」(東京)が商品化。ガチャガチャは国内の実在する頭骨標本をテーマにしており、天王寺動物園(大阪市)のキリン、群馬県立自然史博物館のカバを加えた3種類のうち一つが当たる。カラーリングはそれぞれ白とグレーの2色を用意した。

 メリーは2歳だった1967年にタイから来園、半世紀にわたり園の顔として活躍した。特別展では頭骨の実物大レプリカ(全長約110センチ)のほか、在りし日の姿や骨格標本の作り方を伝えるパネルなどを並べた。「お客さんの顔が分かった」「鼻水を飛ばす癖があった」といったエピソードも添えた。

 ガチャガチャは1回500円。数量限定でなくなり次第終了する。特別展は観覧無料。いずれも入園料が必要。問い合わせは池田動物園(086―252―2131)。

(2024年05月16日 17時01分 更新)

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