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就活やキャリア形成の参考に 環太平洋大生と高校生が企業訪問

中島商会の若手社員(手前)に質問する環太平洋大生と高校生
中島商会の若手社員(手前)に質問する環太平洋大生と高校生
真剣な表情で中島商会の社員から話を聞く環太平洋大生と高校生
真剣な表情で中島商会の社員から話を聞く環太平洋大生と高校生
 環太平洋大(岡山市東区瀬戸町観音寺)の学生と県立高校生が4日、就職活動やキャリア形成の参考にと市内の企業を訪問し、若手社員らから事業内容や入社の動機などを聞いた。

 就活を控える同大生が高校生と協力して企業研究に取り組む授業の一環で、同大生13人と高校生有志24人が参加。学生たちは5グループに分かれて、両備グループ▽中島商会▽ビザビ▽菅公学生服▽システムタイズ―の5社を訪問した。

 塗料販売などの中島商会(北区柳町)を訪れたグループは、対応した営業社員らに「入社を決めたきっかけは」「社会に出る前に身に付けるべきスキルは」などと質問。社員は「先輩や上司の明るい雰囲気に引かれた」「アルバイトで年上の客との接し方を学ぶと役に立つよ」と答えた。

 同大経済経営学部3年の学生(22)は「高校生の視点で企業を見ることが新鮮で勉強になった」、岡山南高3年の生徒(17)は「具体的な働き方がイメージできた。将来仕事を選ぶ際の参考にしたい」と話していた。

 高校生は7日にも同大に集まり、今回学んだことをリポートにまとめて発表する。

(2023年08月04日 13時13分 更新)

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