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中国人民銀行総裁に潘功勝氏 5年ぶり1人体制の重責

 【北京共同】中国全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会は25日、中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝共産党委員会書記を新総裁に充てる人事を決めた。易綱総裁が退任する。国営通信新華社が報じた。

 人民銀は2018年から総裁に易氏、実質的なトップの党委書記は郭樹清氏というツートップ体制だった。習近平指導部から潘氏は約5年ぶりに権限を任せられ、金融政策全般の重責を1人体制で担うことになる。

 潘氏は国有大手の中国工商銀行に長く勤務した。12年から人民銀副総裁を務め、16年から国家外貨管理局長も兼務した。今月1日に党委書記に就いた。欧米大学での研究経験もあり、国際派として知られる。

(2023年07月25日 20時47分 更新)

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