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世界水連、ロシア処遇は年内結論 国際大会から除外、福岡市で総会

 福岡市で開かれている水泳の世界選手権=23日
 福岡市で開かれている水泳の世界選手権=23日
 世界水連は25日、福岡市で総会を開き、フセイン・ムサラム会長が、ウクライナ侵攻に伴って国際大会から除外しているロシアとベラルーシの扱いについて年内に結論を出す方針を示した。「さまざまな意見があり、非常に難しい問題だ」と述べた。タスクフォースでこの問題を検討し、7月に結論をまとめるとしていた。福岡市で開催中の世界選手権に両国勢は参加していない。

 総会では、本部をスイスのローザンヌからブダペストに移すことを決めた。経費削減が理由。ハンガリー政府の支援を受けて50メートルプールを備えた選手の育成拠点も併設する。2021年に就任したムサラム会長の再任も承認した。

(2023年07月25日 16時28分 更新)

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