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スズラン 入院患者の幸せ願い贈る 岡山赤十字病院に全日空グループ

中川看護部長(右)にスズランを手渡す横山さん
中川看護部長(右)にスズランを手渡す横山さん
 全日空グループは25日、岡山赤十字病院(岡山市北区青江)の入院患者を励まそうと「幸せの再来」という花言葉を持つスズランの花と、香りのするしおり計280人分をプレゼントした。

 しおりにはスズランや航空機の絵が印刷され、同グループ社員による「たくさんの幸せが訪れますように」など手書きのメッセージが添えられている。花の絵をこすると爽やかな香りが楽しめる。切り花は80本、しおり(縦12センチ、横8センチ)は200枚で、いずれか一つが届けられた。

 新型コロナウイルスの感染防止で患者との面会が制限されているため、同病院の玄関ホールで客室乗務員の横山里菜さん(37)=同市出身=らが、中川史子看護部長(57)らに贈呈。中川部長は「闘病生活を少しでも明るく過ごしてもらえるよう役立てたい」と話した。

 1956年から全国の医療機関などを対象に続けている社会貢献活動。今年は新型コロナ禍を経て4年ぶりに行い、全国51施設に届ける。

(2023年05月25日 17時35分 更新)

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