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智頭急行利用 2年連続減 19年度 コロナ拡大、3月痛手

2年連続で乗客減となった智頭急行のスーパーはくと=大原駅
2年連続で乗客減となった智頭急行のスーパーはくと=大原駅
智頭急行利用 2年連続減 19年度 コロナ拡大、3月痛手
 美作市大原地域や岡山県西粟倉村などを走る第三セクター・智頭急行(鳥取県智頭町)は2019年度の利用状況をまとめた。乗客は18年度比1・8%減の112万2955人。新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月の大幅減が響いた。18年度は西日本豪雨や大阪府北部地震などにより5年ぶりに前年度を下回っており、2年連続の減少となった。

 特急列車は84万8751人で1・3%減。上期(4~9月)は天皇代替わりによる大型連休の10連休や西日本豪雨の反動もあって、13・4%増だった。下期(10月~20年3月)に入っても2月末までは18年度を上回っていたが、旅行や出張といった外出自粛や各種イベントの中止などで3月だけで56・3%減を記録した。

 内訳はスーパーはくと(倉吉―京都)が2・1%減の59万8990人。スーパーいなば(鳥取―岡山)は24万9761人で0・6%の微増だった。3月だけを比較すると、それぞれ57・7%、52・9%の減少となった。

 普通列車は3・4%減の27万4204人。3月は高校の臨時休校、外出自粛で45・3%減となった。

 20年度も新型コロナの影響が深刻で、大型連休は特急利用が96%減となった。京都、大阪、兵庫の3府県の緊急事態宣言は21日に解除されたとはいえ、同社は「旅行利用など急激な回復は見込めないだろう。今後の様子を見守るしかない」としている。

(2020年05月27日 10時19分 更新)

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