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西粟倉で一緒に働きませんか 事業体 東京で初の合同説明会企画

説明会に向けて打ち合わせをする羽田代表(右)ら
説明会に向けて打ち合わせをする羽田代表(右)ら
 岡山県西粟倉村で一緒に働きませんか―。開業10年ほどのベンチャー企業を中心に同村の17事業体が、東京で初めての合同企業説明会を企画している。5月2日にJR東京駅そばの「POTLUCK(ポットラック) YAESU(ヤエス)」で、各社の代表らが協力して村ぐるみでアピールする。

 木工技術に、苗木生産、森林保全、大工、設計士、デザイン、店舗マネジメントなど各社が求める人材は多種多様。移住が関わることもあり個別の採用活動には限界があることから、関東圏で「UIJターン」を検討する求職者らにまとまってプレゼンテーションしようと準備を進める。

 主催する合同会社セリフは、平飼い養鶏事業を新規展開するためにマネジャーを募集。自身も10年前に東京から移住した羽田知弘代表(34)は「みんなで顔をそろえ、総力戦で魅力を紹介する。Uターンなどを考えている親族がいれば伝えてほしい」と話す。

 説明会は村が共催。午後6時から同9時まで。懇談の場も設け、村産クラフトビールのヒノキエールも用意してカジュアルな雰囲気で進める。参加企業はセリフのホームページで紹介しており、希望者は30日までに専用フォームから申し込む。

(2024年04月05日 19時52分 更新)

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