岡山発映画ニュース
JFCアウォード 岡山県協が最優秀 映画「とんび」でのサポート評価
映画やドラマの撮影支援などに取り組む団体を表彰する「第9回JFCアウォード」の授賞式が21日に浜松市であり、最優秀賞に岡山県フィルムコミッション(FC)協議会が選ばれた。2020年に県内でロケがあった映画「とんび」でのサポートが評価された。
アウォードは、全国約150のFCなどが加盟するNPO法人ジャパン・フィルムコミッション(東京)が毎年開催。今回は22年度公開作品を対象に、応募のあった11件を審査した。
「とんび」は、津山市出身の作家重松清さんのベストセラー小説が原作。妻を亡くしたトラック運転手ヤスと息子アキラの絆を、周囲の人々の人間模様とともに描いた。
浅口、笠岡、倉敷市など県内8市町で撮影。同協議会は新型コロナウイルス禍でのロケ隊の受け入れ態勢について住民説明会を開いたほか、地域の人々にエキストラとして参加を呼びかけ。映画公開中には主要ロケ地となった浅口市金光町地区の商店街で出演者を招くイベントを企画し、約1万5千人の来場につなげた。
審査員からは「地域の人々の交流を活性化し、映画を通じて町おこしを成功させた」などと評価を受けた。同協議会専任職員の妹尾真由子さんは「地元の協力のおかげ。これからもロケを誘致し、地域の魅力の再発見につなげていけたら」と話している。
同協議会が最優秀賞を受けるのは3度目。18年に映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」で受賞し、20年には映画「AI崩壊」で他県FCなどと合同で獲得した。
アウォードは、全国約150のFCなどが加盟するNPO法人ジャパン・フィルムコミッション(東京)が毎年開催。今回は22年度公開作品を対象に、応募のあった11件を審査した。
「とんび」は、津山市出身の作家重松清さんのベストセラー小説が原作。妻を亡くしたトラック運転手ヤスと息子アキラの絆を、周囲の人々の人間模様とともに描いた。
浅口、笠岡、倉敷市など県内8市町で撮影。同協議会は新型コロナウイルス禍でのロケ隊の受け入れ態勢について住民説明会を開いたほか、地域の人々にエキストラとして参加を呼びかけ。映画公開中には主要ロケ地となった浅口市金光町地区の商店街で出演者を招くイベントを企画し、約1万5千人の来場につなげた。
審査員からは「地域の人々の交流を活性化し、映画を通じて町おこしを成功させた」などと評価を受けた。同協議会専任職員の妹尾真由子さんは「地元の協力のおかげ。これからもロケを誘致し、地域の魅力の再発見につなげていけたら」と話している。
同協議会が最優秀賞を受けるのは3度目。18年に映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」で受賞し、20年には映画「AI崩壊」で他県FCなどと合同で獲得した。
(2023年06月21日 22時16分 更新)
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