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第1部 被災者の実相(5)悩ましい選択 帰ろうか、諦めようか

 湯気が立ち上る蒸したてのおこわを片山千恵子さん(79)が手際よくプラスチック容器に詰めていく。倉敷市真備町特産のタケノコが入った弁当を販売するテント前には、順番待ちの列ができていた。

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(2020年01月30日 10時51分 更新)

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