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迎撃ミサイルの拡充強調 米海軍長官、中国・北朝鮮に対応

 米ハワイ・真珠湾の式典で演説するデルトロ海軍長官=2021年12月7日(共同)
 米ハワイ・真珠湾の式典で演説するデルトロ海軍長官=2021年12月7日(共同)
 【ワシントン共同】米海軍のデルトロ長官は1日、軍事力を強める中国や北朝鮮の脅威から米国や同盟国を守るため、インド太平洋地域で「より多くの海上配備型迎撃ミサイル(SM3)が必要になる」と証言した。下院軍事委員会の公聴会で、迎撃ミサイルを拡充する必要性を強調した。

 SM3は、短距離や中距離の弾道ミサイルの迎撃に用いる。4月にイランがイスラエルに向けて発射した弾道ミサイルを撃ち落とすため、米軍が初めて実戦使用した。海上自衛隊のイージス艦も搭載しているほか、韓国政府は4月26日、海軍への配備に向けて購入を決定した。

(2024年05月02日 10時08分 更新)

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