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新緑の中流れる清水 観光客癒やす “津山の奥座敷” 横野滝で滝開き

新緑の中を勢いよく水が流れ落ちる二の滝
新緑の中を勢いよく水が流れ落ちる二の滝
 “津山の奥座敷”として知られる津山市上横野の横野滝で28日、恒例の滝開きが行われた。観光客や市民が早速訪れ、新緑の中を勢いよく流れ落ちる清水に癒やされた。

 横野滝は、吉井川支流の横野川の源流に位置する一の滝(落差8メートル)、二の滝(同15メートル)、三の滝(同36メートル)の総称。標高約600メートルと最奥の三の滝には三つの滝つぼがあり、初夏から秋までの観光シーズンを中心に年間約2万人が訪れるという。

 二の滝の竜神宮前で神事が行われ、地元住民らが滝の安全などを祈願。近くの茶屋「もみじ亭」も今季の営業を始め、家族連れらが名物の流しそうめんを堪能した。

 市内の帰省先から家族5人で訪れた男性会社員(37)=広島県府中町=は「暑い日になったが、滝のそばは涼しくて気持ち良かった」と喜んでいた。

(2024年04月28日 19時18分 更新)

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