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「ガンダム」マンホールのふたに 勝央町役場に展示 「ザクII」も

ガンダムと町の文化財などをデザインしたマンホールのふた
ガンダムと町の文化財などをデザインしたマンホールのふた
 人気アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターと岡山県勝央町の文化財や特産品をデザインしたマンホールのふたが、町役場に展示され、町民らの目を引いている。

 アニメを手がけるバンダイナムコグループ(東京)が全国の自治体と協力して取り組む観光誘客事業で町に寄贈した「ガンダム」と「ザクII」の2種類。いずれも直径約60センチで、ガンダムには国登録有形文化財・旧勝田郡役所庁舎(同町勝間田)と特産の白桃、ザクIIには全国で唯一使用されている四角の角土俵(同町植月中)とブドウが描かれている。

 1階廊下に並べてあり、展示を知った町民らが来庁してスマートフォンなどで撮影しているという。小学1年の息子と見ていた会社員(42)=同町=は「子どもの頃、キャラクターのプラモデルを作っていたので思い入れがある。町の文化財との組み合わせが新鮮で誇らしい」と話していた。

 5月以降、ガンダムはJR勝間田駅(同町勝間田)屋外待合スペース、ザクIIは緑地運動公園(同町太平台)に移設する予定。町は「絶大な人気を誇るガンダムとともに町の魅力も感じてもらえたら」としている。

(2024年04月11日 17時36分 更新)

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