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希望就職先 両備グループが1位 来春卒業大学生ら調査 社風を重視

 山陽新聞社(岡山市)は4日、2025年春卒業予定の大学生らを対象にした地場企業の希望就職先ランキングを発表した。1位は両備グループ(同、前年9位)だった。

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 2位はダブルツリー(倉敷市、4位)で、3位ミスターサービス(岡山市、5位)、4位中国銀行(同、1位)、5位両備システムズ(同、6位)と続いた。

 志望理由(複数回答)は「社風がよい」が8年連続で最多となり、働き方が多様化している中、労働環境を重視する傾向が続いている。次いで「安定性がある」「成長性・将来性がある」の順に多かった。

 学生の就職活動を支援する山陽新聞社の就活DASH!事務局が昨年9月から今年3月にかけアンケートを行い、同社主催の就活イベント参加学生714人が回答。ランキングは第1希望を5点とするなどして集計した。

 同事務局は「近年の学生優位の売り手市場により新卒採用は難しくなっている。その中で、事業規模にかかわらず、自社で働くメリットなど、働きやすさやキャリアパスを積極的にPRしている企業が上位傾向。学生の価値観の変化により、いかに“自分らしく”働けるかを意識して企業選びをしているのでは」としている。

(2024年04月04日 17時12分 更新)

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