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エヌビディアが新AI半導体 性能30倍、省電力

 米半導体大手エヌビディアのロゴ=2015年2月(ロイター=共同)
 米半導体大手エヌビディアのロゴ=2015年2月(ロイター=共同)
 【ニューヨーク共同】米半導体大手エヌビディアは18日、カリフォルニア州サンノゼで開発者会議を開き、生成人工知能(AI)の開発や運用に使うデータセンター向けの画像処理装置(GPU)の新商品を発表した。従来製品と比べAIの推論時の性能が30倍に高まる。消費電力を低減できるのも利点で、アマゾン・コムやグーグル、マイクロソフトなどのクラウドサービス向けに導入される見込み。

 大規模言語モデルを使ったAIの学習をより高速化でき、生成AIの性能向上につながる可能性がある。今年後半から利用できるようになる。フアン最高経営責任者(CEO)は声明で「生成AIという新しい産業革命の原動力となる」と述べた。

(2024年03月19日 16時47分 更新)

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