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石川・七尾の支援活動で報告会 派遣の総社市職員、課題を共有

石川県七尾市で支援活動を行った総社市職員による報告会
石川県七尾市で支援活動を行った総社市職員による報告会
 能登半島地震で甚大な被害が発生した石川県七尾市で支援活動に取り組んだ総社市職員による報告会が16日、市保健センター(同市中央)で開かれ、活動を通じて気付いた課題などを職員間で共有した。

 総社市は地震発生直後の1月2日から2月12日まで、七尾市に13班計39人の職員を交代で派遣。避難所の運営や支援物資の受け入れ、災害廃棄物の仮置き場での交通整理などに従事した。

 報告会には職員約90人が出席。派遣班の代表は、現地の被災状況を画像で示しながら「災害直後はマンパワーが不足しており、自助、共助が重要になる」「支援を受け入れる『受援力』を高めることが自治体の防災力につながる」などと説明した。

(2024年02月27日 13時54分 更新)

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