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旧正月に合わせ 七草がゆ楽しむ 奈義で催し 住民ら一年の無事祈る

七草がゆを味わう地域住民ら
七草がゆを味わう地域住民ら
 旧正月(10日)に合わせ、七草がゆを楽しむイベントが18日、奈義町文化センター(岡山県奈義町豊沢)であり、地域住民ら約150人がかゆで体を温め、一年の無事を祈った。

 町観光協会が無病息災を願うとともに、地域の特産品も味わってもらおうと2012年から開催。女性部員が町内で採れた七草(セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ)が入ったかゆのほか、黒ぼこ里芋や黒豆の煮物など計10品をお膳に並べて一人一人に振る舞った。

 町内のお年寄りや家族連れは和気あいあいと会食。箏曲の生演奏を聴きながらの茶席も楽しんだ。

 美作市の女性(73)は「料理は優しい味付けでおいしい。初めて会う人たちとの会話も楽しかった」と話した。

(2024年02月26日 15時03分 更新)

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