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2月はチヌ釣りが難しい!? 牛窓沖・黄島での奮闘記

チヌを手に笑顔の筆者(右)と勇さん
チヌを手に笑顔の筆者(右)と勇さん

 西大寺会陽が終わり、2月も半ばを過ぎると、二十四節気では「立春」から「雨水」と変わっていきます。日に日に暖かくなり、雪から雨へと変わり、雪が解け出す季節です。この時期は、旭川や千種川のダムの放流などで瀬戸内の海水に変化が現れ、一時的に魚の食いが落ちることがよくあります。潮見表を見ても予想ができないので、水潮は非常に厄介です。釣り場に行ってみないと海の状況が分かりません。

 2月3日は小潮で、午前10時半ごろ干潮でした。確実に釣果が望めるのは瀬戸内市牛窓沖の前島南面でしたが、希望者も多かったため、希望通りの場所には降りられませんでした。釣友の「勇さん」と二人で黄島の北東の通称「助五郎」に降りることにしました。ここは15メートルくらい沖まで、シモリ(水中に隠れた岩礁などの根)が多く「根が荒い」磯です。遠投でさらに逆光対策も含めて「棒ウキ」が使いたいのですが、ウキのロストが嫌で「円錐(すい)形ウキ」で攻めていくことにしました。
ウキパラソルと中通しウキ
ウキパラソルと中通しウキ

 ウキのロスト対策に「ウキパラソル」という道具があります。...
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(2024年02月21日 09時30分 更新)

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