新年の家族行事を終わらせて、早速“ホームグラウンド”の牛窓沖で、「寒チヌ」を狙って早速２回も釣行しました。

【１月３日　青島】

　まず１月３日は、１９７５年から渡船業を続けている老舗「いわつばめ」に顔見知りのメンバーが集まり、まだ暗い朝６時に港を出ました。この渡船屋は、早く来た順番に希望の磯を選べるシステムになっています。

　希望者が多くて、いつもはなかなか降りられない青島の「豪洞」を確保しました。一緒に降りるのは、３０代の坂本君です。ここは牛窓沖の超Ａ級ポイント。磯に降りた時はまだ暗く寒かったので、磯をうろうろ歩き回り地形を観察。二人で軽く２桁は釣れると意気込みながら、明るくなった７時過ぎから、二手に分かれて準備を始めました。

　私は船着きに居座り、若い坂本君は島の東端に近い場所まで重いマキエを持って移動しました。船着きの水深を測り、仕掛けをセット。マキエを打って流れを確認しますが、小潮なのでほぼ流れていません。事前の情報では「西に潮が流れる」と聞いていたので「まぁ、そのうち、流れるじゃろ～」と安易に考え、釣り開始です。...