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中国電力が計画地で伐採開始 上関町の中間貯蔵、調査の前段

 山口県上関町役場前で、使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設に反対する人らに取り囲まれる西哲夫町長(中央右端)=2023年8月18日
 山口県上関町役場前で、使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設に反対する人らに取り囲まれる西哲夫町長(中央右端)=2023年8月18日
 原発の使用済み核燃料の中間貯蔵施設を山口県上関町で計画する中国電力は24日、同町の社有地内で樹木の伐採工事を開始した。建設の適否を確認する調査の前段となる工事。

 中国電は昨年8月、施設建設を町側に提案。西哲夫町長が建設調査の実施を容認した。

 中国電は森林伐採の届け出を昨年8月に町に提出したが、周辺市町が施設建設に反発。11月の期限までに着手しなかった。中国電幹部が周辺市町の首長に計画の概要を説明した後、12月に再び届け出ていた。

(2024年01月24日 13時06分 更新)

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