「備前おさふね刀剣の里」(瀬戸内市長船町長船)の鍛刀場で14日、新春恒例の打初(うちぞめ)式があった。刀鍛冶たちが日本刀作りの伝統技術を披露し、今年一年の精進を誓った。
刀鍛冶や研師、武久顕也市長ら15人が出席。古くから刀剣関係者の信仰を集める靱負(ゆきえ)神社(同)の高原家直宮司が祝詞を奏上し、室内をはらい清めた後、出席者が玉串をささげた。
刀鍛冶の安藤広康さん(44)らが刀の材料となる玉鋼を火床(ほど)で熱し、鎚(つち)で打つ古式鍛錬の作業を実演。真っ赤になった玉鋼に鎚が振り下ろされるたびに「キーン」と甲高い音が響き、火花が飛び散った。
安藤さんは「優れた刀作りに引き続き取り組み、名刀の産地・長船の名を世界に発信していきたい」と抱負を語った。
式後、古式鍛錬の様子が一般にも公開され、巧みな技にファンの熱い視線が注がれていた。
刀鍛冶や研師、武久顕也市長ら15人が出席。古くから刀剣関係者の信仰を集める靱負(ゆきえ)神社(同)の高原家直宮司が祝詞を奏上し、室内をはらい清めた後、出席者が玉串をささげた。
刀鍛冶の安藤広康さん(44)らが刀の材料となる玉鋼を火床(ほど)で熱し、鎚(つち)で打つ古式鍛錬の作業を実演。真っ赤になった玉鋼に鎚が振り下ろされるたびに「キーン」と甲高い音が響き、火花が飛び散った。
安藤さんは「優れた刀作りに引き続き取り組み、名刀の産地・長船の名を世界に発信していきたい」と抱負を語った。
式後、古式鍛錬の様子が一般にも公開され、巧みな技にファンの熱い視線が注がれていた。
(2024年01月15日 17時07分 更新)