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全国植樹祭シンボル地球儀 矢掛へ 浅口から 天文博物館でセレモニー

栗山市長(右)から木製地球儀を受け取る山岡町長
栗山市長(右)から木製地球儀を受け取る山岡町長
 岡山県内の市町村で展示している第74回全国植樹祭(来年5月・岡山市)のシンボル「木製地球儀」が21日、浅口市から矢掛町に引き継がれ、岡山天文博物館(同市鴨方町本庄)で受け渡しセレモニーを行った。

 地球儀は台座を含め高さ60センチ、重さ14・7キロ。ヒノキ、ナラ、ケヤキで作られ、2001年の山梨大会以降、開催機運の盛り上げを図るため各開催地に渡される。備中エリアでは新見市を皮切りに11月から巡回している。

 シンボルが地球儀であることと、両市町の境界に天文台があることから今回、唯一首長同士が参加して受け渡しをした。山岡敦町長は「植樹祭が成功することを星に願いを込めたい」、栗山康彦市長は「木の一本一本、緑の大切さを広めていきたい」とあいさつし、地球儀を引き継いだ。

 矢掛町役場で28日まで展示され、備中エリアでは来年1月4日から総社市役所、12日から早島町・ゆるびの舎、最後は22日から倉敷市役所を巡る。

(2023年12月26日 14時29分 更新)

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