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台湾の学校と姉妹校提携 岡山工業高 交流通じ異文化理解

調印書に署名する岡山工業高の文谷校長(右)と国立岡山高級農工職業学校の蒋校長
調印書に署名する岡山工業高の文谷校長(右)と国立岡山高級農工職業学校の蒋校長
岡山工業高で実習を見学する蒋校長(右から2人目)ら岡山高級農工職業学校の教員
岡山工業高で実習を見学する蒋校長(右から2人目)ら岡山高級農工職業学校の教員
岡山工業高の文谷校長(左端)の説明を受け、実習を見学する国立岡山高級農工職業学校の教員ら
岡山工業高の文谷校長(左端)の説明を受け、実習を見学する国立岡山高級農工職業学校の教員ら
 岡山工業高(岡山市北区伊福町)は19日、台湾の岡山高級農工職業学校と姉妹校提携を結んだ。生徒同士が交流し、互いに異文化理解を深めるとともに国際感覚を養う。

 同職業学校は日本の公立高校に当たり、農業や工業の科目がある。岡山工業高によると4年前、同じ「岡山」を冠する高校だとして学校間の連携を申し込むメールが届き、これを機にオンラインで両国・地域の代表的な建築物を紹介し合うなど交流を重ね、姉妹校提携に発展したという。

 岡山工業高で調印式があり、同職業学校の蒋壁輝校長ら教職員6人が出席。調印書に署名した岡山工業高の文谷元信校長は「学んだ知識を通じて海外の生徒と友好を深め、成長してもらいたい」、蒋校長は「交流が広い視野や学問的な発見を与えてくれることを期待する」と話した。製図など授業の様子も見学した。

 両校は今後、互いの授業の成果を英語で発表する取り組みを実施。生徒の相互訪問も検討する。

 岡山工業高の姉妹校提携はいずれもカンボジアのロタ高、バベット高に次ぎ3校目。

(2023年12月19日 12時44分 更新)

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