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イベント多彩 非日常の船旅満喫 にっぽん丸、玉野・宇野港に到着

にっぽん丸から瀬戸大橋を眺める乗客
にっぽん丸から瀬戸大橋を眺める乗客
 山陽新聞社と両備ホールディングスが共同でチャーターした大型豪華客船「にっぽん丸」による「秋の別府・壱岐島クルーズ」は26日、玉野市の宇野港に到着した。参加した約360人が長崎県・壱岐島や大分県の景勝地などを巡る3泊4日の船旅を終えた。

 最終日、乗客は船上から瀬戸大橋や来島海峡大橋を眺め、壱岐島の酒やにっぽん丸のグッズが当たるビンゴゲームで盛り上がった。午後4時ごろ宇野港に着くと乗船を記念した号外を読み、船体を背景に写真を撮って名残を惜しんだ。

 母親と参加した会社員の女性(62)=岡山市中区=は「船内が広く、探検するように回って楽しんだ。ジャズ演奏などイベントも多彩で非日常のひとときを満喫できた」と話した。

 一行は23日に神戸市の神戸港を出発し、24日に別府港(大分県別府市)、25日に郷ノ浦港(長崎県壱岐市)に寄港。壱岐島では、国の「快水浴場百選」に選ばれている辰ノ島や海上交易の要衝として栄えた島の歴史を紹介する博物館を訪れた。

(2023年11月26日 18時20分 更新)

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