笠岡市の秋の恒例イベント「いちょう祭り」（ＪＲ笠岡駅前商店街などでつくる実行委主催）が１９日、同駅一帯で開かれ、大勢の家族連れらが多彩なステージイベントや出店を楽しんだ。

　ステージでは子どもたちのダンスをはじめ、市内団体による吹奏楽演奏などが次々に繰り広げられた。歩行者天国となった県庁通りには、笠岡ラーメンや豚汁、タイのフライといったグルメ屋台がずらり。小学生がぬいぐるみや文房具を持ち寄って販売する「ふろしき市」もにぎわいを見せた。

　ふろしき市に出店した笠岡小２年生（７）は「買ってもらえてうれしかった。おいしいものもたくさんあって楽しい」と話していた。

　近くの仁王堂公園（同市中央町）では「かさおかの市」も開催され、食品や小物を販売するマルシェ、近隣の寺社を巡る謎解きイベントが行われた。