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異例のテレビ放送なし W杯予選、交渉まとまらず

 サッカーW杯アジア2次予選のシリア戦を前に、国歌斉唱する日本イレブン。左端は遠藤、右から4人目は久保。日本国内ではテレビ放送がなかった=21日、サウジアラビア・ジッダ(共同)
 サッカーW杯アジア2次予選のシリア戦を前に、国歌斉唱する日本イレブン。左端は遠藤、右から4人目は久保。日本国内ではテレビ放送がなかった=21日、サウジアラビア・ジッダ(共同)
 21日にサウジアラビアのジッダで行われたサッカーのW杯アジア2次予選のシリア―日本は日本国内でテレビ放送がなかった。関心の高いフル代表の試合では異例。放送権を巡る交渉が難航し、最後までまとまらなかった。

 試合後に現地で取材に応じた日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「私が聞いているところではどんどんつり上げようとしていたのは事実。相場が崩れるのは、いいと思っていない」と説明した。

 当初は21日午後8時(日本時間22日午前2時)だった試合開始時間が、約2週間前に2時間15分早まった。それでも日本の深夜帯のキックオフで、同会長は「何億もよこせって言ったらそれは出せない」と憤った。

(2023年11月22日 18時30分 更新)

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