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総社の野鳥鳥インフル 高病原性 県、半径10キロ圏内の監視継続

岡山県庁
岡山県庁
 岡山県は16日、総社市秦で回収された野鳥1羽の死骸から検出された鳥インフルエンザウイルスはH5亜型の高病原性だったと発表した。野鳥は9日に発見され、県が簡易検査で陽性と確認。国立環境研究所(茨城県)が遺伝子検査をしていた。

 野鳥は猛禽(もうきん)類のツミで、県は検査結果を受けて現場から半径10キロ圏内の野鳥監視重点区域で渡り鳥の監視を継続するとともに、県内の全169養鶏業者に情報提供し、衛生管理の徹底を要請した。

 県内では13日に倉敷市船穂町水江で発見されたオナガガモ1羽の死骸からも陽性反応が出ている。

(2023年11月16日 11時20分 更新)

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