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エルニーニョ来春まで継続 さらに高温もとWMO警戒

 トルコ・イスタンブールの干上がった湖=5日(ゲッティ=共同)
 トルコ・イスタンブールの干上がった湖=5日(ゲッティ=共同)
 【ジュネーブ共同】世界気象機関(WMO)は8日、南米ペルー沖の海水温が上がる「エルニーニョ現象」が少なくとも来年4月までは続くとの見通しを公表した。エルニーニョは世界的な気温上昇を招くことが多く、観測史上最も暑い年になることが確実視されている今年よりも、2024年がさらに高温になる可能性があるとして、WMOは警戒している。

 WMOは今年7月に、7年ぶりにエルニーニョが発生したと発表。エルニーニョは2~7年おきに発生し、通常は9~12カ月は継続する。過去最も暑い年だった16年も、エルニーニョの影響を強く受けていた。

(2023年11月08日 18時32分 更新)

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