大統領、首相に組閣指示へ ポーランド、不信任見通し
【ベルリン共同】ポーランドのドゥダ大統領は６日、先月の下院選で第１党となった保守与党「法と正義（ＰｉＳ）」のモラウィエツキ首相に組閣を指示する考えを示した。ＰｉＳの獲得議席は過半数に届かず、モラウィエツキ氏が議会で信任を得るのは難しい見通しで、最終的に野党勢力が連立政権を樹立する公算が大きい。
ドゥダ氏は、信任投票でモラウィエツキ氏が不信任となった場合、議会が選ぶ別の首相候補に組閣を指示すると述べた。
１０月１５日の下院選では、中道の野党連合「市民連立」が第２党となり、他の野党と合わせて過半数を獲得。
ドゥダ氏は、信任投票でモラウィエツキ氏が不信任となった場合、議会が選ぶ別の首相候補に組閣を指示すると述べた。
１０月１５日の下院選では、中道の野党連合「市民連立」が第２党となり、他の野党と合わせて過半数を獲得。
（2023年11月07日 06時34分 更新）
