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米、イランから押収の弾薬供与 装備不足のウクライナ軍に

 【ワシントン共同】米中央軍は4日までに、米政府がウクライナ軍に対して、イランから押収した約110万発の弾薬を供与したと発表した。イラン革命防衛隊がイエメンの親イラン武装組織フーシ派に引き渡そうとした弾薬で、昨年12月に船で運んでいたところを中央軍が差し押さえた。ウクライナ軍の装備不足を補う一助になりそうだ。

 CNNテレビによると、米軍はここ1年で、イランからイエメンに船で輸送されるライフルや弾薬を大量に押収した。バイデン政権は、こうした武器や弾薬を合法的にウクライナへ送る方法を模索。犯罪に関わる資産を没収する手続きを取って米政府所有とし、ウクライナ軍に供与したという。

(2023年10月05日 07時03分 更新)

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