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アルメニア首相、和平の用意 アゼルバイジャン、会談不参加

 アルメニアのパシニャン首相(ロイター=共同)
 アルメニアのパシニャン首相(ロイター=共同)
 【モスクワ共同】アゼルバイジャンのメディアは4日、アリエフ大統領が係争地ナゴルノカラバフを巡り、隣国アルメニアのパシニャン首相と5日にスペインで計画していた会談への参加を取りやめると伝えた。パシニャン氏は4日、会談で平和条約を結ぶ可能性があったと指摘、原案は準備されており「適切な時期の署名を望む。私は準備ができている」と意欲を示した。

 アゼルバイジャンは会談の仲介役のフランスや欧州連合(EU)の姿勢がアルメニア寄りだと批判。一方のパシニャン氏はアリエフ氏が不参加でも、EU加盟国と近隣諸国の連合体「欧州政治共同体(EPC)」の首脳会合が開かれるスペインを訪れると述べた。

(2023年10月04日 23時33分 更新)

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