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違法薬物の恐ろしさ 高校生が描く 岡山駅地下で啓発ポスター原画展

薬物乱用防止啓発ポスターの原画が並ぶ会場
薬物乱用防止啓発ポスターの原画が並ぶ会場
 岡山県麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動(11月30日まで)に合わせ、県が高校生から募った2023年度啓発ポスターの原画展が、JR岡山駅地下通路のエキチカひろばで開かれている。13日まで。

 県内5校から寄せられた61点と、このうち上位2賞の作品を採用して作製した啓発ポスター2点を展示。暗闇に浮かぶ頭蓋骨に「その一回が命を奪う」のメッセージを添えたり、人の背後から手が伸びる様子を描き日常に潜む危険性を表現したりした作品が並ぶ。

 学芸館高1年女子(16)は「薬物の怖さが伝わってくる。改めて使ってはいけないと思った」と話していた。

 県によると、大麻の所持や栽培などにより県警に昨年摘発された人は過去最多の99人で、約8割を10、20代が占めているという。

(2023年10月03日 19時50分 更新)

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