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駅弁食中毒497人に増加 患者確認は29都道府県に

 青森県八戸市の駅弁製造会社「吉田屋」の本社=20日
 青森県八戸市の駅弁製造会社「吉田屋」の本社=20日
 青森県八戸市保健所は29日、同市の駅弁製造会社「吉田屋」の弁当を原因とする食中毒で、28日時点で29都道府県の497人の患者を確認したと発表した。27日時点では489人だった。

 市保健所によると、都道府県別で長野が加わったほか、各地で新たな患者が判明した。埼玉、東京、福岡、熊本で過去の報告分からそれぞれ1人を取り下げた。重複集計があったとしている。

 吉田屋は23日から営業禁止処分中。患者が食べた弁当数は28日時点で21種類に上った。

(2023年09月29日 16時29分 更新)

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