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ライフライン、12月に復旧 熱海土石流の被災地

 静岡県熱海市で発生した大規模土石流で、建物などが押し流された現場=2021年7月4日
 静岡県熱海市で発生した大規模土石流で、建物などが押し流された現場=2021年7月4日
 静岡県熱海市は28日、2021年7月に発生した大規模土石流の被災地のうち、倒壊を免れた建物が残るエリア全てで、電気や水道といったライフラインが12月1日までに復旧する見通しとなったと発表した。

 市は、二次災害の恐れがあるとして被災した伊豆山地区の一部を警戒区域に指定し、原則立ち入りを禁止していたが、今年9月1日に解除。区域内で流されず残った住宅など46棟があるエリアの復旧を優先的に進めていた。

 うち32棟があるエリアでは既に完了し、9月末までに6世帯12人が帰還。残る14棟のエリアも12月1日までに復旧を終え、順次住民の帰還が始まる見通しだ。

(2023年09月28日 16時38分 更新)

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