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どでカボチャ県大会 林さん優勝 316.4キロ 17日全国大会へ

316.4キロのカボチャを出品して優勝した林さん
316.4キロのカボチャを出品して優勝した林さん
 カボチャの重さを競う「第5回日本一どでカボチャ県大会」が10日、高梁市川上町高山の弥高山公園入り口前の広場で開かれ、316・4キロを記録した会社役員林作治さん(76)=岡山県早島町=が優勝した。

 高梁、新見、倉敷市などの24人がオレンジや白色のでっぷりとしたカボチャを寄せ、フォークリフトではかりに載せて計量した。

 林さんは2020年に初出品し、181キロで準優勝。つるの剪定(せんてい)や追肥の時期に気を配るなどさらに改良を重ね、今回の栄冠をつかんだ。「まさか優勝できるとは。来年は400キロを目指したい」と話した。

 林さんは、17日に香川県・小豆島である全国大会への出場権を獲得した。

 準優勝は302・4キロの岡瀬幸子さん(72)=同町。3位は190・0キロの武田道男さん(75)=高梁市=が入った。

 耕作放棄地の拡大防止とまちおこしを狙いに、地元農家でつくるグループが主催。07年に重量コンテストを始め、19年から全国大会の地方版として現在のスタイルで開催している。

(2023年09月11日 18時32分 更新)

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